ボート免許のパンフレットや広告でよく見かける、 「約10万円で取得できる」「最短3日で取得できる」「16歳から取得できる」 という3つのフレーズ。
これは2級小型船舶操縦士の標準的な目安ですが、実際に何にいくらかかるのか、3日とはどんなスケジュールなのか、その中身を整理します。
まず結論:2級なら「約10万円・最短3日・16歳から」

| 項目 | 2級 | 1級 | 特殊 |
|---|---|---|---|
| 費用の目安 | 約10万円 | 約12〜14万円 | 約7〜8万円 |
| 最短取得期間 | 3日 | 4日 | 2日 |
| 受験可能年齢 | 16歳〜 | 17歳9ヶ月〜(※) | 16歳〜 |
※ 1級は満18歳から「すべての海域」での操縦が可能。 17歳9ヶ月から受験は可能ですが、18歳までは2級と同じ範囲しか操縦できません。
費用・期間はスクールやコースによって変動します。 以下、それぞれの中身を見ていきましょう。
費用の内訳 ─ 「約10万円」の中身
2級小型船舶操縦士(受験コース)の場合、おおよそ次のような内訳になります。
| 費目 | 金額の目安 |
|---|---|
| 学科講習料 | 約25,000円 |
| 実技講習料 | 約35,000円 |
| 教材費(教本・問題集・ロープ等) | 約8,000円 |
| 身体検査料 | 約3,500円 |
| 国家試験受験料(学科+実技) | 約24,000円 |
| 免許申請料(登録免許税1,800円+申請手数料) | 約4,000円 |
| 合計 | 約99,500円 |
登録コース(登録教習所コース)は、修了試験が学科+実技ともに教習所内で完結するため、国家試験受験料は不要。 一方で講習料が若干高めに設定されるため、合計はほぼ同程度の10〜12万円が相場です。
1級・特殊・セット取得の費用
- 1級:2級+海図問題などの上級科目で約12〜14万円
- 特殊:水上バイク専用で約7〜8万円
- 2級+特殊セット:約13〜15万円(同時取得で割引あり)
- 1級+特殊セット:約16〜18万円
「将来1級にステップアップ」を見越して、まず2級を取り、後日「進級コース」で1級にアップグレードする方法もあります(進級コース費用は約4〜5万円)。
「最短3日」の実態 ─ どんなスケジュール?
「最短3日」と謳う2級コースの典型例は以下のようなスケジュールです。
DAY 1(土) 学科講習 9:00〜18:00(昼休憩あり)
DAY 2(日) 実技講習 9:00〜17:00(試験艇に乗艇)
DAY 3(土) 国家試験 9:00〜15:00(学科→身体検査→実技)
↓
合格通知後、免許申請
↓
約2〜3週間で免許証交付
注意点: – 「3日」は 試験までの講習日数 であり、免許証が手元に届くのはさらに2〜3週間後 – 学科講習は最低12時間以上(登録教習所基準)。1日に集約するスクールが多い – 学科がオンライン受講できるスクールでは、通勤や隙間時間に自宅で受講 → スクール通学は実技のみ、という時短プランも
学科講習はオンラインでも

最近は学科講習を 動画+eラーニング で完結できるスクールが増えています。 忙しいビジネスパーソンや、平日まとまった時間が取れない方には特におすすめです。
年齢条件 ─ 何歳から取れる?
| 免許区分 | 受験可能年齢 |
|---|---|
| 2級小型船舶操縦士 | 満16歳 から(操縦範囲:5海里以内+平水区域) |
| 1級小型船舶操縦士 | 満17歳9ヶ月から受験可能。満18歳 で全海域操縦OK |
| 特殊小型船舶操縦士 | 満16歳 から |
16歳でボート免許が取れる ─ 親子で取るのもアリ
「16歳から」というのは、自動車免許より2年早いタイミング。 高校生の夏休みに親子で取得するご家庭も増えており、舵社のキャンペーンでも親子割引が用意されることがあります。
費用を抑えるコツ
- 同時取得割引を使う 2級+特殊、1級+特殊などのセットコースは単独取得より1〜2万円安い
- オフシーズン(冬期)を狙う 11月〜2月は受講者が減るため、割引キャンペーンが多い
- 登録教習所コースで国家試験不要に 試験当日の緊張を避けたい方は、合格率の高い登録コースが安心
- 学科オンライン+実技通学のハイブリッド 通学日数を減らして時間コストを下げる
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本記事の金額・期間は2026年時点の標準的な目安です。スクールやコースによって異なるため、実際の取得時には各スクールの最新料金をご確認ください。 本記事は舵社発行のガイドブック『海は街より刺激的プロジェクト Boat免許』の内容をもとに構成しました。







